コメディカル✖︎ベトナム移住✖︎??

中国での国費留学を終え、日本に戻ったセラピストがベトナム移住を目指すブログ

慢性期と向き合いながら

にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ
にほんブログ村

 

 

この方は入院が長引いてしまうのかなー

と思えばみるみるうちに元気を取り戻したり

 

ドクターから歩くのは諦めた方が良いかもしれない、と言われた方が力を取り戻して歩けるようになったりと

 

人の力というものは侮れないなぁと最近強く感じる

 

言い換えれば精神的安定が及ぼす力ってのは計り知れないなと

 

そういう意味ではこの訪問もやる価値はあるのだと思ったりする

 

もちろん20分程度で訪問を終わりにしてる害悪とも言える大手の業者には今でも糞イライラしてる

 

 

 

「タナカせんせーが来てくれるだけで嬉しいのよ」

 

なんて言われるけど、もちろん自分のシゴトは精神安定剤を処方するわけでもなく少しでもADLを維持向上するのが目的なわけで

 

日々試行錯誤しながら長い目で取り組んでもらえるよう身体のサポートもバシバシやっていかないと最終的には満足度に繋がらない

 

訪問で99%出会う「片麻痺慢性期」

片麻痺の方でも「とりあえず来てくれるだけで良い」みたいな人から、「ともかく良くしたい」みたいな人までいて慢性期の目的目標は多種多様

後者でも、当たり前だけど急性期回復期6ヶ月を超えた片麻痺の方の生活動作を改善するのは容易じゃないほんとに

機能向上を目指す方は週に3回以上のペースでやってもらわないと絶対に良くならない。低下していく運動機能にも抗い、なおかつ麻痺している筋肉の促通も行って拘縮を改善していかないといけない、タナカ不在でも積極的に運動をやってもらわないといけない

身体的なサポートだけじゃなくラポール形成から始まり能動的に参加してもらったりと精神面をしっかりケアしていかないとヤケドする

短時間集中型のデイで行うような集団的リハではないから、他者からの影響ってそんなになくて、マンツーでやるからもっぱらセラピストの力量が試される部分でもあったりする(だから訪問を完璧にこなせる人は最強だし訪問の面白さでもある)

 

今担当してる片麻痺の方で週3回のうち1回だけ1時間近く施術している方がいる。あと2回は時間的都合で出来ないが

気づけば屋内を歩行器無しで歩けるようになってたから驚き、まだ4ヶ月目(それが良いか悪いかは分からんが)

少なくとも本人や家族の満足度は高まっていると思う。

結局は目標や目的を明確にさせること、本人が一番何を望んでるか汲み取ることこそ慢性期の方との関わり方で重要なのだと思ったりする。ものすごく基本的なことなんだけど、それを深堀りしてない事も多いので自戒を込める意味でも

 

環境整備、精神的サポート、身体的な機能の向上

どの部分においてもこなしていかないと、本当に訪問ができるってことにはならない

 

まぁ休みの日も患者さん病院連れてったり買い物に一緒に行ったり、患者さんち掃除したり遊びに行ったりと

もう公私混同しまくってるけど、それでこそ価値があるのだと自己満してる。

でも多分、それで良い

 

f:id:yuuuuuriii:20211116225105j:plain



 

ブログランキング参加してます。

↓↓良かったら下の画像をクリックお願いします(*´ω`*) ↓↓

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ