Parkinson×運動
私が中国の大学病院で研修を行なっていた際に
神経内科の外来でよく見かけた病気の一つにパーキンソン病があった
日本であっても、病院含め高齢者と関わりのある施設ならば患者さんも多いと思う。
因みに日本ではパーキンソン病の患者さんの数は約11万人
このパーキンソンの事を考えているうちに病気についてふと思った事があったので書いてみる。
さてその前に、
中国のとある大学の先生が医学誌JAMAに載せた論文があった
運動をしているとパーキンソン病の発症リスクが減るというもの。
論文ってのは あくまでも参考程度なので、
じゃあ運動してればパーキンソンにならないかって言うとそんな事は絶対に無い。
👇記事
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2703134
そもそも、風邪ですら、ぎっくり腰ですら、肩こりですら
なぜあなたがそうなってしまったのかなんて
100%分からないのに、なぜパーキンソンになるかって
可能性という言葉でもってしないと言えない
それはお医者さんでもセラピストでも同じこと
じゃあ何で私の身体はそうなってしまったの?
という質問に対して答えられる事は
100%じゃないけど99%に近い可能性のあること
組織学的な、運動生理学的な、解剖学的な、統計学的な……
そして私みたいなセラピストはそれにアプローチをしていくだけなのです。
単純だけれど、絶対はありません。だから常に疑わないといけないのだと思います。
一生勉強だ!!って言われたっけなー
その通りです。勉強嫌いだけど止めたら終わり。