自宅で出来ることの限界
訪問はADLを下げるだの何だのと散々な言われようだけれども
確かに、俺もそう思う
だって通所やデイではパワーリハ等、機能訓練用の機材が豊富にあるわけで
そもそも在宅では確実に「人の手だけ」で治す必要が出てくる
それを訪問が
「脳梗塞後遺症には、パーキンソンには、膝OAには、脊柱管狭窄症には
訪問だ!」
こうやって病状別に謳ってるのは色々とズレてる
結局どの段階の人たちにどんなタイミングでどのサービスを提供するかが重要なわけで
介護度の低い人たちに最初から”訪問だけ”を勧めるのは、
”身体機能”という視点だけで考えるとお門違いじゃーーん
どこも商売だから、そういう宣伝しなければいけないのは理解できるけど
患者さんのためを思うなら、最初から訪問だけに移行させるのは良くないので
それしかやっていない人たちには全員に「機能訓練の設備が整っている施設にも行けると良いですね」なーんてやんわりと説明してる。もちろん御家族にも
だからそれ相応の施設が、そこら中にあるんですよ
じゃなかったら、みーんな、訪問でイイじゃない
そういう理屈になってしまう
膝OAや狭窄症に全員徒手が良いって言ってるようなもので
じゃあ人工関節や手術は要らんってことになる
自分のやってる領域にプライドを持って出来うる治療を進めていくのと
出来ないことや領域の違う事まで干渉してなんでも屋さんみたいな事をするのは
ぜんっぜん違うと思う
その分別がつけられるのがプロだと思う。
何でも治す!それは無理〜
そして患者さんに失礼と思う
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